
疲れて帰ってきた夜。
通知はゼロ。誰からも呼ばれていない。
だけど、私の指先が触れる画面の中には――
知らない誰かが、誰かを優しく愛する物語がある。
そう、官能小説って、ただのエロじゃないんだ。
言葉で触れる、ってこういうこと
文字でしかないのに、唇の熱、肌の体温、鼓動のリズムまで伝わってくる。
それは「抱かれてる私」じゃなくて、
「愛されている私」がそこにいる、って感じ。
「こんな風に扱われたい」を思い出させてくれる
強引なキス、後ろからそっと耳元で囁かれる声
ゆっくり、優しく、全部をゆだねる時間
――それって、夢?妄想?
いや、自分を満たす”予習”かもしれない。
セルフケアって、心の前戯かもしれない
肌を撫でる。お風呂でほっとする。
そして、好きな官能小説を開いて
「自分の中のオンナ」が目を覚ます感覚。
誰かのためじゃなくて、
「私が私を満たすために」読んでいるのが心地いい。
おすすめの一冊
『10分間の官能小説集 (講談社文庫)』
―日常のすぐ隣にある、ひそやかな熱を描く短編集―
たった10分で読める、けれど余韻は何時間も残る―――。
本作は著名作家たちが描く”官能”をテーマにした短編小説集。
舞台は家庭、職場、旅先、そして時には創造の中。派手さよりも、登場人物たちの心の
動きや視線の交錯、抑えきれない欲望が丁寧に書かれているのが魅力♡
一夜の逢瀬に頼れる人妻、初めての背徳感に戸惑う青年、言葉にならない想いを
肌で伝え合う男女…。それぞれの”10分間”に詰まった、甘くてほろ苦い物語が
あなたを日常の外へと誘う。
読後、きっと誰かに話したくなる。
でも、ちょっとだけ秘密にしておきたい。
そんな”小さな背徳”を味わえる、大人のためのアンソロジー。
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官能小説は、自分を丁寧に扱う時間をくれる。
誰かに満たしてもらう前に、
「私は愛される価値がある」って、自分に教えてあげよう。
その夜が、きっとちょっと甘くなるから♡
XOXO,GLOW VIBES
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